歯周病治療

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歯周病治療を希望される方へ

歯周病は、かつて歯槽膿漏と言われた歯周炎と歯肉炎の総称で、その原因のほとんどは歯の周りに付いた歯垢です。
口腔内のバイ菌とその排泄物が固まり、歯垢となります。歯垢が付いたまま硬くなって取れなくなったものが歯石です。
歯茎の中(歯周ポケット)に付いている歯垢は、特に歯周病を進行させる原因となってしまいます。歯科医院での初期治療、または原因除去療法では、歯垢と歯石を取り除くことが歯周病治療の基本となります。

歯周病治療を希望される方へ

「微アルカリ電解次亜機能水」を
用いた口腔内除菌療法

初期治療の目標は、歯周ポケット内の歯垢、歯石を速やかに除去・除菌することです。今まで歯垢は歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスを用いて、歯石は手用スケーラー、超音波スケーラーを用いて物理的に除去するしか有効な方法がなく、テクニックが必要でした。そのため、歯周病治療を成功させるには、歯ブラシ指導や歯石除去、歯周ポケット内の清掃に多くの時間、回数が必要とされてきました。また、歯周ポケット内を除菌するには、日本では販売が禁止されている高濃度の消毒薬(クロルヘキシジン)の使用や、抗菌剤の長期服用といった全身へのリスクの高い手段が用いられてきました。
当院で使用する微アルカリ電解次亜機能水(ステリHCLO)は、純水と高純度の食塩のみを原材料として電気分解して生成した機能水です。タンパク分解洗浄力と極めて高い殺菌力を持ち合わせ、かつ安全性に優れています。この機能水を超音波スケーラーに使用することで、歯周ポケット内の清掃(デブライドメント)と除菌が同時に行えるようになりました。

「微アルカリ電解次亜機能水」を用いた口腔内除菌療法

メンテナンス
(プロフェッショナル・ケア)

治療が終了し、治癒もしくは症状の安定が得られた後も、3ヶ月もすると歯周ポケット内の歯周病原因菌の割合が高くなってきます。
そこで当院では、3~4ヶ月ごとのメンテナンスをおすすめしています。歯周ポケット内にステリHCLOを用いてデブライドメントと除菌を行い、レーザーで殺菌とフッ素の取り込みを良くしてからフッ素塗布、歯質の強化を図ります。
同時に、経過観察中の初期虫歯の状態や噛み合わせの状態の診査も行います。

※ステリHCLOを用いた治療は自費治療となります。